ナビは純正ナビに限る?走行中にテレビを見る危険性
[おでかけ]車に搭載されている、純正ナビは
バーキングブレーキがON
シフト位置が「P」
車速パルスが0 (停止状態)
この三つの条件でテレビが映る様になっているので、
無効化にして、走行中にテレビを見るのは
極めて難しいそうです。
とはいえ、子供が居る場合や、ロングドライブの時には、
どうしてもテレビなどが見たいですよね。
では、どうやって安全に視聴する事が出来るか?
私も今度ロングドライブを計画しているので
詳しく調べてみました。
最初に、走行中にテレビを見る事は、
規則違反になるのかを、一緒に見て行きましょう。
車の走行中にテレビの視聴はできるの?
私がカーナビでテレビを見ようと思ったのですが、
メーカー純正で取り付けられているカーナビは、
走行中はナビ操作や、テレビ視聴ができません。
しかし、実際にテレビを見ながら走行している人が
いるのは何故なのでしょう。
- 純正カーナビに取り付けるタイプの、テレビキットを
付ける。そうすれば、走行中にテレビを視聴や、
カーナビ操作をすることが可能になるそうです。 - 純正ではない他社が製作した、カーナビを取り付け
ている場合も、走行中にテレビを見ることができる
モデルが多いようです。
このような方法があったのです。
ですが、テレビやカーナビなどの画面を
“注視”すると交通違反になります。
画面を注視してしまうと、「公安委員会遵守事項違反」
で捕まる。罰則などもある。
- [罰則] 反則金
大型車:¥7,000 普通車:¥6,000
免許は減点なし
画面を注視してしたために、交通の流れに危険を
生じさせた場合や、交通事故を起こした場合は、
「安全運転義務違反」として捕まる。
安全運転義務違反で捕まった場合も、罰則などが
決まっています。
- [罰則]
- 反則金
- 3ヶ月以下の懲役又は、¥50,000以下の罰金
- 免許は、2点減点
道路交通法:
http://law.egov.go.jp/htmldata/S35/S35HO105.html
道路交通法 第七十一条 五の五 に抵触します。
「(運転者の遵守事項)
第七十一条 車両等の運転者は、次に掲げる事項を
守らなければならない。」
「当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた
画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。」
とはっきり書いてあります。
このように規則違反にもなりますし、調べてみたら
カーナビ操作、もしくはテレビ視聴中等の事故は、
脇見運転をするのと同じと言えるそうです。
運転中に画面を注視は注意力散漫になり危険
では、“注視”とは具体的には、どれぐらいのことを
指すのでしょか。
道路交通法での”注視”とは、2秒以上見続けること。
2秒注視すると言うのはどのようなことでしょう。
これが、脇見運転をするのと同じ状態です。
仮に時速60kmで走行したとします。
その時1秒間に約17m進むのです。
たった2秒の脇見で約34mも進むのです。
一般道路では、最低でも走行速度から15を引いた
数値の車間距離を取れ、と言われます。
時速60kmで走行時45mの車間距離を取っていても、
2秒脇見をしただけで前車との距離が一気に縮まり、
しかもブレーキをかけても車は急に止まりません。
時速60km走行中の車が停止するため、ドライバーが
危険を感じブレーキを踏み込むまでには、
約44m必要です。
前の車が止まれば、衝突は避けられない状況です。
このような危険性が潜んでいるのです。
最後に
私は車で走行中に、テレビを見る事を簡単に
考えていたと思いました。
今回、調べてみて
ちょっとだけ、目を離すということがいかに
危ないのか理解できました。
それに、交通規則遵守の為にも、走行中の
事故防止の為にも、カーナビでのテレビ視聴は
止めた方が良いですね。
運転しながらカーナビを注視しないで、
良いように最初にナビで道順を確認して、
ナビの音声案内を活用することにします。