不吉な数字って? 666にはどんな意味があるの?
[気になる事]車を運転していると、つい前の車のナンバープレートを
見てしまいます。
誕生日を使っている人って意外と多いですね。
縁起をかつぐ７や８を使う人も結構います。
数字って気になるものなのですね。
日本では、忌み数と呼ばれるのが
４と９なのはおなじみです。
西洋では13ですね。
それと666。
666恐怖症、どうして?
Hexakosioihexekontahexaphobia
(ヘクサコシオヘクセコンタヘクサフォビア)
英語で666恐怖症のことです。
この単語自体が恐怖だわ。
キリスト教圏で666は大変不吉な数字と言われています。
新約聖書のヨハネ黙示録には「獣の数字」
と記載があります。
この言葉の意味するものはズバリ「反キリスト」
漢字文化圏で４や９を、そしてキリスト教圏で
13を避けるのと同じように666も避けられています。
これを666恐怖症と呼びます。
ホラー映画「オーメン」でご存知の方も多いでしょう。
アメリカでは、番地や電話番号に666が当たると
別の数字に置き換えることがありました。
また2006年６月6日に出産するのを
嫌がった人も多くいたそうです。
ではその考えは一体何が起源でしょう?
いくつかある説の中で最も有力なのが、
ローマ皇帝ネロの名前から、という説です。
名前の表記をギリシャ語からヘブライ語に置き換えます。
そのヘブライ語アルファベットを数字に置き換えます。
アルファベットそれぞれが決まった数字を
持っているのです。
それらをすべて足すと666。
ローマ皇帝ネロはキリスト教を迫害したことで
歴史上悪名高いことから、
「反キリスト」の象徴となったということです。
これには別の説もあるし、666ではなく616である
とも言われています。
不吉な数字いろいろ
さて日本でも西欧のように13も忌み数字であるとは
ごぞんじでしたか?
それは４＋９＝13からきています。
13は普遍的に嫌われていますね。
12は時間を表す60進法に関係があり、１年は12ヶ月。
10よりも約数(割ることのできる数)が多いのが12。
12は生活に深い関わりがありますね。
そんな12よりも１多い
素数(１とその数でしか割れない数)だから
生理的に受け入れがたいとか。
理由はよくわかっていません。
イタリアでは、17が忌み数です。
ローマ数字に置き換えるとXVIIでラテン語の
不吉な文章につながるそうです。
実際にアリタリア航空では、
座席に17列が無いそうですよ。
都市伝説再び666
アメリカの古いテレビドラマの
「ルート66」をご存知ですか?
二人の青年が国道66号線を旅しながら
いろんな出会いを経験するという、
大変人気のドラマでした。
このルート66に派生する道路の一つに
ルート666がありました。やはり不吉だからと
2003年に名前を変えて今はルート491です。
距離は約200マイル(320km)、
コロラド、ニューメキシコを通り
ユタ州までのびています。
この道路、The Devil’s Highway
(ザ・デビルズ・ハイウェイ)
悪魔の高速道路と地元では呼ばれているとか。
その噂は2パターン。
都市伝説のような実話怪談のような話しです。
ひとつは白いドレスの若い娘が「乗せて」と頼むもの。
もちろんそこは砂漠のど真ん中で真夜中ときています。
もうひとつは、この道路を走っていると対面から
「炎に包まれて燃えながら、すごいスピードで走って
来るトラック」を目撃したという話し。
Mad Trucker (マッド・トラッカー)
他の道路でもたびたび目撃されているそうです。
目撃者が車ごと道路の脇に避難して見ていたら、
目の前を走り去って行ったと言っています。
似たような話し、日本にもありますよね。
都市伝説もなかなかどうして普遍的ですよね。