賞味期限切れの牛乳!加熱すれば使える!?
[生活]うちは、週に3~4本は、牛乳を飲むんですが、
この間うっかり、飲み残してしまって、
賞味期限が、1日過ぎてしまいました。
あぁ~、どうしよう。
1ℓ残っていて、捨てるのは、もったいないなぁ・・・。
なんて経験は、きっと、私だけじゃないはず!
そんな時、賞味期限を過ぎてしまった牛乳は、
加熱すれば、雑菌が減って飲めるようになるのかなって、
そんなふうに思ったりしませんか?
今回は、賞味期限切れの牛乳は、加熱すれば飲めるのか!?
このことに焦点を当てて、調べてみました!
賞味期限って?飲めるor飲めないの判断は?
賞味期限は、衛生面よりも、品質について、
期限を設けている事が多いので、品質は劣化しますが、
期限を過ぎたからと言って、食べらない訳ではないんです。
つまり、賞味期限が一日過ぎた牛乳は、
品質は、多少劣化しているものの、
飲めると言うことになります。
因みに、賞味期限は、未開封の場合の期限で、
開封後は、賞味期限前でも、早めに飲むことが、
推奨されています。
開封後は、冷蔵庫の環境などにも左右されるので、
具体的に、何日までは大丈夫、とは言えません。
飲めるか判断する基準は?
- 目で見てみる
- 臭いをかいでみる
- 牛乳をなめてみる
- 加熱させる
白いツブツブが出来ていたら、
残念ながら、変質してると言う、判断になります。
賞味期限の切れた牛乳の、匂いを嗅いでみて下さい。
酸っぱいような臭いがしたり、
普段と違う臭いがしたら、止めた方が無難です。
少量なら、お腹を壊すこともありませんので、
見た目や臭いが大丈夫だったら、少し、
口に含んでみて下さい。
もし、苦みや酸味があるようでしたら、
すぐに吐き出し、廃棄して下さい。
牛乳を鍋などに入れて、加熱し、沸騰させて下さい。
豆乳を加熱した時の、おぼろ豆腐のように、
固まったり、分離した時には、飲むのは止めましょう。
それでも心配な時には加熱処理しましょう!
私自身、賞味期限内でも、冷たい牛乳を飲むと、
すぐに、お腹を壊す体質なので、
普段からよく、加熱して使っています。
特に、賞味期限切れだと、加熱した方が、
気分的にも、安心しますよね。
充分に、加熱処理すると、熱に弱い菌は死滅するので、
食中毒を防ぐのに、有効とされています。
但し、全ての菌に有効と言う訳ではなく、
黄色ブドウ球菌などは、加熱しても、
死なないことがあるので、注意は必要です。
我が家では、賞味期限ギリギリや、期限切れの牛乳を、
先程の方法で、確認して問題無かった場合、
賞味期限切れ1週間程度なら、このように使っています。
- ホワイトソース
- シチュー
- カルボナーラ
- ミルクスープ
- プリン
- ホットミルク
賞味期限切れの牛乳!意外な使い道が?
でも、1週間どころか、1ヶ月も賞味期限が、
経過してしまった場合、流石に、
食べたり、飲んだりするのは、危険ですよね。
そんな時にも、牛乳は、有効利用出来るんですよ。
陶器の湯飲みや、お茶碗など、長い間使っていると、
欠けたり、ひび割れたりすることが、ありますよね。
そんな時に、なんと、賞味期限切れの牛乳が、
ひび割れを、修復してくれるんです!
牛乳の成分の八割は、『カゼイン』と言う、
たんぱく質で、出来ています。
牛乳を加熱すると、この、カゼインが、
ひび割れや、欠けた部分に吸着し、冷めるとそのまま、
陶器の一部となり、補修してくれると言う訳です。
- ~補修の仕方~
- まず、お鍋を用意し、ひび割れや、欠けた陶器を、
中に入れます。 - 中に、牛乳を注ぎ、加熱します。
- 20分ほどそのまま煮て、牛乳を冷ましたら、
洗い流して、出来上がりです。
賞味期限切れの牛乳、もしまだ、使えるのに、
捨ててしまったら、もったいないですよね。
牛乳を生で飲むのに、抵抗がある場合には、
加熱して、あなたの料理の一品に、大幅に、
期限を過ぎたものは、陶器の補修に役立たせて下さいね。