たんこぶが頭にできた時の対処法!気をつけることは?
[生活]強く頭をぶつけると、たんこぶができますよね。
私の子供も、つい先日、勢いよく頭をぶつけてしまい、
後頭部に、たんこぶができてしまいました。
たんこぶとは、内出血のことです。
頭は他の部位より出血しやすく、破れた血管の近くに、
流れ出した血液が溜まり、そこが膨れてきます。
ポコっと膨れた中身は、血液やリンパ液になります。
これが、「たんこぶ」の正体です。
もし、頭にたんこぶができても、
ほとんどの場合は、心配ありません。
しかし、まれに命に関わる、危険なたんこぶもあります。
ここでは、たんこぶが頭にできた時の対処法と、
頭を打った時の注意点について、ご紹介します。
たんこぶが頭にできた時の対処法
まずは、たんこぶをよく冷やしましょう。
濡れタオルや氷嚢(ひょうのう)、
冷えピタなどが効果的です。
そして、たんこぶができたということは、
頭部が出血しているので、とにかく安静にしましょう。
最低でも6時間は横になり、様子をみてください。
大人の場合は、飲酒は控えるようにしましょう。
その後、頭を打ってから2~3日ほどは、
いつもと変わった様子がないか、確認しましょう。
特に、子供やお年寄りの場合は、注意が必要です。
たんこぶによっては、危険なこともありますので、
自己判断せず、何か心配なことがあれば、
早めに病院を受診しましょう。
頭を打った時の注意点
- 意識があるか
もし頭を打ってしまった場合、
まずは意識があるかどうかを、確認してください。すぐにワーッと泣くようなら、まず大丈夫でしょう。
泣かない場合は、名前を呼ぶなどして、
意識があるかを確認してください。- 意識がなく、ぐったりしている
- 痛がる、機嫌が悪い
- 吐き気がある
- 目がボーっとしている
もし、このような症状がみられたら、
すぐに救急車を呼びましょう。 - 外傷があるか
次に、外傷があるかどうかを、確認します。
出血していたら、応急処置で止血しましょう。
頭部は、血管が多く通っているので、
少し切っただけでも、驚くほど出血します。血の量だけで判断せず、傷の大きさで、
ケガの程度を確認するようにしましょう。もし、傷が大きく、出血が止まらない場合は、
すぐに病院を受診しましょう。
いかがでしたか。
たんこぶが頭にできた時の対処法と、
頭を打った時の注意点について、ご紹介しました。
頭は、少し打つだけでも腫れたり、出血します。
打ったときの衝撃が強いほど、出血量は多くなり、
たんこぶも大きくなってしまいます。
子供は頭部が大きく、アンバランスなので、
勢いよくぶつけてしまいがちです。注意しましょう。
もし、たんこぶが頭にできてしまった場合は、
あわてず、冷静に、対処しましょう。