パスポートの申請必要な書類は? 更新ってできるの??

パスポート。初めての申請ってホント分からなくて大変ですよね。その昔は申請書を書くアルバイトをしている知人がいましたが、個人情報の扱いが格段に違う現代ではやはり自分で申請が主流ですね。

お役所に提出する書類というと、どうしても緊張感が伴います。ネットでも確認することができるパスポート申請の方法。決して難しいコトはありません。

他には更新の方もいますよね。これも実は注意が必要なのですが、万が一の時は家中の大掃除ができるかもしれません。読み進めていくとその謎が解けますよ。

プリクラで盛ったモノは禁止! すっぴんの写真? パスポートの申請と更新はどうすればイイの?

パスポート申請♪どこで売ってるの??

パスポートってどこで売ってるの? などと口にしたことありますか。海外に出かける時は、エアチケットより忘れてはいけないパスポート。これがないと、大空に旅立てません。もちろん大海原にも出れません。

セレブな人が集まるイメージの空港…♪

確かに申請料は必要ですが、売っている訳ではありません。パスポートを管轄している大元は外務省。でもそんな高貴な所まで行く必要はありません。各都道府県に最低一か所は申請できる場所があります。

東京なら新宿都庁以外3ケ所。神奈川は眺めのいい山下町、産業貿易センタービル。印象深いビルなどにある気がします。ただしそこに行く前に必ず必要な書類を揃えなければいけません。順番に紹介していきますね。

初めてのパスポート申請に必要なモノは?

住民登録をしている住所地での申請をお話していきます。

パスポートは有効期限を10年もしくは5年どちらかを選ぶことが可能です。10年は16000円5年は11000円ですのでこちらも参考に。20歳未満は5年のみです。子供は成長しますからね。

家族が同一の場所に申請する時は戸籍は1通で大丈夫です。戸籍は本籍のあるお役所で発行を依頼します。郵送のやり取りでできますが、日にちには余裕を持って依頼しましょう。

発行から6ヶ月以内のものという条件も忘れないで下さいね。パスポートを取ってからビザも取得をしなければいけない場合は余裕をもって手続きをして下さいね。

本人確認の書類は運転免許証など公的機関が発行した写真つきのものなら1点で大丈夫。他には宅建の主任者証やマイナンバーカードがあります。

保険証などはもう1点書類が必要です。未成年は生徒手帳や母子手帳が有効。2点を提出することで本人証明になります。本人確認の書類は必ず原本が必要です。コピーは不可なので注意して下さいね。

写真が1通必要ですがこれは次に少し詳しく紹介をします。

住民登録のない居所での申請は?

住民票は移していないけど仕事や学業の関係で今のところに長く済んでいる方は「居所での申請」が可能です。以下の書類が別途必要です。

・居所申請申出書
・住民票写し1通
・居所の賃貸契約書や公共料金請求書

学生なら学生証も準備しましょう。以前はこの制度がなくてパスポート申請のために住所地に行くなんて面倒もあったようです。現在活動している場所で申請できるのは助かりますね。

パスポートの写真注意事項を確認♪

パスポート申請の要ともなる写真。10年の方はその写真と10年一緒に旅をすることになります。余談ですが10年の間にロングをショートに髪型変更した私。カウンターで必ず「髪の毛切ったのね」と突っ込まれました。

海外でパスポートの写真と目の前の人間がホントに同じなのかを確認するためのものです。入国審査の電子機器での判断材料ともなる場合もあります。

入国審査で一人だけ別室に連れて行かれることを防ぐためにも、写真は規定に則った「キチンと感」のあるもので申請をして下さい。服装もできれば襟付きで対応して方がいいですね。

パスポート申請所の近隣にある写真屋さんはジャケットを貸してくれるところもありました。以前はネガがないとダメという決まりもありましたが、解像度をクリアしていればデジカメ撮影もOKです。

首が座らない年齢の赤ちゃんは、寝かせて上から撮影します。白いシーツの上などに寝かせて撮る、抱っこする方が白い布をかぶって撮影してもらうなどで必ず「顔だけ」を撮影して下さい。

赤ちゃんですから丸型の顔が規格に収まらないこともありますね。縦方向が足りなくても、耳まで含めた全体が収まっていれば大丈夫ですよ。

パスポートは更新できるの?

パスポートの有効期限が切れる前に更新と思う方。パスポートに自動更新も手続きで更新も存在はしません。考え方としては改めて申請。旅券の番号も変わるコトを知っておきましょう。

一度パスポートを取得した方の申請といっても、色々なパターンがあります。それぞれに分けてご説明していきます。

有効期限のあるパスポートの申請

まずお手元にパスポートはありますか? パスポートを手にしてニッコリ、沢山押されたスタンプが自慢げですね。有効期間1年未満なら申請ができます。必要書類はこちら。

①一般旅券申請発給書(10年もしくは5年)
②写真1通
③お手元の有効なパスポート
④記載事項に変更があれば戸籍謄本や抄本
⑤居所申請の方は必要書類

有効期限のあるパスポートを持っていれば本人確認の書類は必要ありません。ではどうしてもパスポートが見つからない方。家中さがしましょう、ここで思い切って捨てるモノは捨て、大事なモノは必ずしまい場所を決めるというルールを自分に課して下さいね。

◆有効期限のあるパスポートが手元にない場合の更新
必ず必要なのが紛失届。本人が窓口に行って紛失をした旨を説明したうえで用紙をもらいます。未成年でも扱いは同じなので、お子さんも必ず一緒に窓口に出向いて下さいね。

改めての申請になりますが、紛失の状況や自治体によっても対応が違うようなので紛失の場合は確認が必要ですよ。対応例を挙げておきます。

・警察に紛失を届ける
・焼失ならば消防署の罹災証明書をもらう
・事情説明書を添付する

紛失一般旅券等届出書は窓口でしかもらえません。申請は1からやり直しになるので、必要書類もすべてそろえて下さいね。(東京都の場合は写真が2枚必要です。)

パスポートを無くした経験のある方は次のパスポートは、大切に保管することを習慣づけましょう。

有効期限の切れたパスポートの申請

有効期限が切れた場合は改めての申請となります。法律でも決められているのですが、有効期限の切れたパスポートは本来、都道府県知事や外務大臣に返納する必要があります。

手元にあれば持参をして「無効印」を押印してもらい、偽造防止に努めなければいけないのですよ。

どうしても見つからない時はその旨を窓口で伝えます。当然申請は１からになりますので必要書類はすべてそろえましょう。特別な提出書類はありません。

無事申請書が通れば後は交付を待つだけです。申請は代理でできても受取は生まれたばかりの赤ちゃんでも本人が取りに行かなければいけません。期限を過ぎるとせっかくの申請がムダになってしまうこともあるので、こちらも要注意です。

パスポートは観光だけではなく、仕事や留学において大変重要な書類。これさえあれば世界はあなたのモノになるかもしれない、日本国が発行する唯一無二の証明書。行く久しい正しいお付き合いができるコトを願っています。