もうすぐ節分♪今年は一味違った過ごし方を
[イベント]つい最近、年が明けた~なんて、お正月気分でのんびりしていたら、もうすぐ節分ですね。小さい頃から大人になるまで、毎年大声で豆まきをして、年の数分の豆を食べていた私。
結婚してからも、当たり前のように豆まきの準備をしようとすると、夫にとても驚かれました。マンションだし、掃除も大変だし、そもそも小さい頃にやるもんじゃないの?ですって。
いやいや、節分に豆まきしないで、何するの?強制的に豆まきをさせました。すると、なんだかんだ、楽しんで豆まきしてる夫。マンションなので声は少し抑えめにしましたよ。
また、数年前まで、西の地域に住んでいたのですが、節分には恵方巻を食べることが当たり前でした。私は東北の生まれなのでカルチャーショックを受けた覚えがあります。最近では、全国的に恵方巻の文化が広がってきていますね。
でも、毎年豆を撒いて、恵方巻を食べるだけの節分。子供のためにも今年の節分は、一味違った楽しいイベントにしたい!ひと工夫で2016年の節分を盛り上げちゃいましょう~♪
節分のイラスト
節分と言えば、大人が鬼のお面をかぶって「悪い子はいないか~」なんて言うと、子供がギャン泣きなんて様子もよく見られますよね。あれ、これはなまはげでしたっけ(笑)。
たとえ泣いてもこれが節分の醍醐味!って大人の自己満足かもしれませんが。それもこれも思い出に残りますもんね~♪
そんな鬼のお面もお家でダウンロードして、印刷しちゃいましょ~♪市販の豆についてくるお面もいいですが、ネットで探してみると、変わった素材が見つかりますよ。
こちらから鬼のお面のダウンロードができます。色々な種類がありましたよ。
手作り鬼のお面
こちらからは、自分で塗り絵ができるお面も♪
塗り絵の鬼のお面
オリジナルのお面を作りたい方は、基本の鬼の書き方なんてものもあります。
鬼の書き方
お面の他に、最近では、誕生日などのイベントに、壁にガーランドやイラストを飾ったりするウォールアートも流行ってますよね。鬼だけじゃなく、福を運んできてくれる、おかめさんや、恵方巻のイラストもありますよ。
壁にイラストを貼ったりするだけでも、いつもと違った節分の気分を味わえそう♪
かわいい鬼や豆まきの無料のイラストがあります。
節分のイラスト
節分のイラスト02
ガーランドも無料でダウンロードできるサイトも♪あっ、でもローマ字でSETSUBUNなんて、ちょっと違和感ありますが。。
ガーランド
このような無料のイラストサイトを利用すれば、節分のイベント感がUPして、子供たちも大喜びしてくれますよ♪
こんな感じで、節分を楽しいイベントにすることで、子供に興味を持ってもらい、日本の文化を学んで欲しいですよね。
2016年の節分
毎年、恵方巻を食べるとき、あれ?今年はどっち向いて食べればいいんだっけ?なんて会話がちらほら。こっち?あっち?なんて言って食べてはいけません。なぜなら恵方巻は黙って願い事をしながら一気に食べるのが習わしだからです。
そんなことがないように、知っておきたい2016年節分の恵方。今年は「南南東」です!!恵方とは、その年の一番いい方角の事で、神様がいる方角なんですよ。
ちなみに恵方巻は、福を巻き込むという意味で、縁起がいいとされ食べられるようになったと言われてますが、一方では海苔屋が儲けるためになんて説もあるらしいです。前者を信じて食べますよ私は!
また、2016年の節分の日は、2016年2月3日(水)です。えっ?毎年そうじゃないの?と思いますよね。立春の前の日が「節分」とされているのですが、実は、この立春が2月4日「頃」とされているのです。
そう!この「立春」という日は、その年によって変わってくるんです。あっ、ここ30年くらいは立春は2月4日だったので、節分は2月3日で、2020年までは、2月3日です。しかし2021年には節分が2月2日になるんです!
立春は一番寒い日で、立春を超えて春に向かって暖かくなっていきます。では、どうやって立春の日が決まるのかというと、太陽の角度によって決まるのです。
太陽黄経という太陽の通り道を表した座標があるのですが、その座標が315度になった時を、立春と呼んでいます。なので、だいたいは2月4日に315度になるのですが、それが少しずれて3日になったり、5日になったりするってわけです。
今年2016年の節分は、2月3日(水)に、南南東を向いて、恵方巻を食べてくださいね。恵方は、恵方巻を食べるだけではなく、その年のいい方角なので、その方角にある神社やお寺に恵方参りをするのも縁起が良いですよ♪
節分とは?
節分とは、その名の通り「季節を分ける」日です。先ほど説明した、冬と春の変わり目の立春が、旧暦ではその年の始まりの日となります。その前日である節分が、大事なものとされてきたのです。大晦日と同じですね。
でも、なぜ節分に「鬼は~外、福は~内」と言って、豆まきをするか疑問ですよね。そもそもなぜ鬼?
答えは、鬼は「邪気」の象徴だからです。新年が始まる前に、邪気を追い払い、いい年を迎えよう!という事です。また、季節の変わり目には、邪気が生じるとも言われています。
そんな鬼に豆を投げつけるのは、昔々、鬼が出て都を荒らすのを、豆を投げつけて、鬼の目を打ちつぶした事が始まりなんですって。豆にそんな威力が・・。
また、豆=穀物には、魔除けも備わっているという説もあったり、鬼(魔)を滅するという事から「魔目(豆・まめ)」を投げつけるようになったという説もあります。
あっ、豆は炒ったものを投げましょう!生の豆だと、拾い忘れて、芽が出てしまうと縁起が良くない事と、「豆を炒る」=「魔目を射る」に通じてますからね♪
私が子供の頃、我が家では、柊の枝に鰯の頭を刺して、玄関に飾っていましたが、それも最近は見なくなりましたね。
これは、柊のトゲが、鬼の目を刺すという意味と、鰯の焼いた臭いと煙が、鬼を追い出すという意味からきています。近くのスーパーの節分コーナーに、柊の枝が売っていたので、久々にやってみようかしら♪
またまた子供の頃の話ですが、「渡辺君の家では豆まきしなくていいんだって~」と、話していたのを思い出しました。これもちゃんと言い伝えがあるんです。
渡辺綱という人が、鬼のラスボスとも言われる酒呑童子を倒したからなんです!今でも子孫の渡辺家を怖がって近づかないので、豆まきをしなくてもいいんですって♪
節分とは?についての豆知識でした~。
節分の献立
節分に恵方巻を食べますが、それぞれの家庭によって、巻くものは違えど、恵方巻のレシピはご存知ですよね。でも、それに合うおかずは~っと、節分の日は、夜の献立に悩みますよね。海苔巻きに合うおかずって意外と難しいんですよね。
恵方巻は願い事をしながら、無言で食べるので、他のおかずはみんなで楽しく食べれるよう、美味しい献立にしたいですね♪
そこで、豆まきに使った、「大豆」と、柊に刺した「鰯」を使えれば、一石二鳥じゃないですか??
まずは、豆を使った献立メニューからご紹介します。
4人前の材料
・豚肉・・・150g
・ごぼう・・・1本
・にんじん・・・1/2本
・こんにゃく・・・1/2枚
・だし汁・・・5カップ
・みそ・・・大さじ4~5(お好みで)
・節分豆・・・1カップぐらい
1.鍋に油をひいて、豚肉と野菜・こんにゃくを炒める。
2.だし汁と節分豆を入れて、柔らかくなるまで煮込む。
3.最後に味噌を入れて、出来上がり♪
野菜や豆に味がしみこむように、少しおいてから食べるのがおススメです!
次に、柊に頭を刺した鰯さんの身の部分を使ったメニューです。
4人前の材料
・鰯・・・4尾~6尾
・梅干し・・・大粒2~3粒
・酒・・・小さじ2
・みりん・・小さじ2
・大葉・・・5枚
1.鰯のワタをとり、3枚におろす。
2.梅干しは、たたいて、酒とみりんとあわせる。
3.鰯の上に大葉、その上に2の梅干しを載せてグリルで焼く。
4.鰯に火が通ったら出来上がり~。
これで無駄なく、恵方巻に合う、節分のおかずが出来ますね♪