保冷剤の捨て方は?東京ではこれ!
[生活]お菓子屋さんでケーキやゼリーなどを買った時にもらう保冷剤。
燃えるゴミか燃えないゴミか、
どう処分するか迷いますよね。
自治体によって分別の仕方は異なりますが、
東京での処分の仕方をまとめてみました。
東京都の分類
保冷材は焼却しても害はありませんが、
大量の水分が含まれているんです。
地域によって可燃物とか不燃物とか分類が分かれます。
東京都でも自治台によって
処分の方法に違いがあるんです。
まず東京23区では可燃ごみに分類されています。
それ以外の市町村では次のように分類されています。
可燃ごみ
町田市、武蔵野市、八王子市、三鷹市、昭島市、
日野市、国立市、福生市、多摩市、青梅市、
府中市、立川市、調布市、狛江市、小金井市、
東村山市、小平市、稲城市、東大和市、瑞穂町、
羽村市、昭島市、日の出町、あきる野市、奥多摩町、
不燃ごみ
東久留米市、国分寺市、西東京市、清瀬市、
保冷材の中身は?
保冷材の中身は高分子吸収ポリマーという
大量の水分を含むとゼリー状になるものなので、
ほとんどが水分です。
基本的には紙おむつや携帯用トイレの吸収材と同じなんですよ。
別の使い方としては浸水した水を処理する時や、
土のうの中身にも使用されるみたいです。
害もありません。
バツグンの吸収力から
砂漠緑化や砂地などの土壌改良にも使われます。
ひとつ注意したいのが
絶対にジェル状のまま排水溝に捨てないこと。
高分子吸収ポリマーの吸水力ってものすごいんです。
流れてくる水分を吸収するから、
排水溝が詰まってもの凄い状態になってしまいます。
保冷材の再利用法は?
真っ先に考えられるのが、
その吸収力・保水力からガーデニングはどうでしょうか。
中身を土にそのまま混ぜるだけなので、簡単ですね。
効果としては、土壌の保水力が高まります。
少しずつとけて植木鉢の土を湿らせてくれるので、
旅行などで留守にする時に便利ですよね。
観葉植物の容器に入れて液肥を加えて
水耕栽培も出来るんです。
でも使い捨てではなくてアウトドア用のものなどは、
防腐剤が入っている場合もあるのでご注意ください。
別の再利用法として目のホットパックもありますよ。
作り方は下記の通りです。
- ボウルにお湯を入れ、保冷剤2個を入れる。
- ラップなどで蓋をしてしばらく待つ。
- 熱くなったら取り出す。(熱いので注意)
- 薄めのタオルに包む。
- 目に当てる。
(外袋が破れる可能性があるので、絶対に電子レンジに入れたり、
お鍋で火にかけたりしないでください)
温まって気持ちいいですよ。
足の裏や、肩や腰にもどうぞ。
場所に合わせて適当な大きさの保冷剤を選んでくださいね。
ヤケドにはご注意ください。
保冷剤を途上国へ寄付して、
現地で再利用する方法もあります。
特に暑い地域の途上国の病院で喜ばれるそうです。
国際社会支援推進会 ワールドギフト
http://world–gift.com/kihu/horeizai-1.html
保冷材は冷凍庫に入れて再利用するしかないと思ってたんですが、
意外とあるんですね。
ホットパックは気持ちがいいんですが、
温めすぎると本当に熱いので気を付けてくださいね。