小学校の給食メニューって、誰がどうやって決めてるの?
[生活]一年生になったら、友達100人できるかな♪
と、学校に上がる前って、ワクワクした記憶
ありますよね。
その中でも、やっぱり給食!
皆で、同じメニューのお昼を、食べる。
楽しみな、学校イベントの一つ。
給食当番さんが、配膳室へ行くと、
大きな鍋や、食器などが準備されていて、
それを教室に持っていって、配るんだけど…
その料理って、実際誰がどういう基準で、
作ってるの?って、思うことありませんか?
給食メニューって、プリントされて、
教室や廊下に貼り出されたりしますよね。
そのメニュー自体、誰が決めているんだろう?
今回は、そんなちょっとした、なぞを
解いてみました。
学校給食実施基準
こちらは、文部科学省で、定められた、
政策の一つになります。
ここでは、『メニューの決め方』や、
『作る場所の確保』についての、
細かい資料が、提示されています。
その中で、メニューの基準となる
『平均所要栄養量』と言う表が、あります。
これは、年齢ごとに、4段階に分け
- エネルギー
- たんぱく質
- 脂肪
- カルシウム
- 鉄
- ビタミンA・B1・B2・C
の、数値が表されています。
これを元に、素案を、栄養士さんが決めます。
そのあと、各都道府県、教育委員会にかけられ、
調理師、学校長、教員、PTAが集まり、
最終的メニューが決まるようです。
子供たちからのアンケートなども、加味され、
地域によって異なりますが、大体、
年4回に分け、話し合われます。
ご当地給食メニュー
その地で取れる、特別給食メニューも、
あったので、ご紹介します
その他、学校給食最後の思い出に、贅沢な
給食が振舞われるところも、あるようです。
アレルギー対応のメニュー
食物アレルギー。
食べたいのに、食べられないというお子さんが
いらっしゃいますよね。
では、給食ではどう対処しているのか。
基本は皆と、同じメニューで、
アレルギーを発する、食品を取り除く
といった、対応が殆どのようです。
学校によっては、全く別メニューの
代替え品をだしてくれるところも
あるようですが、やはり少ない。
その他、対応策にはなりませんが、
お弁当持参が、多いようです。
それぞれのこだわり
色んな、法律や取り決めが、ありますが、
その枠の中で、
各市町村に分かれて、メニューは決められます。
それぞれの自治体によって、
- 地元で採れた旬のものを使う。
- 化学調味料・素材のわからない加工品は
使わない。 - 脂肪を控える。
などに留意して作られていますが、
なんと言っても、
子供が楽しく食事ができるように、
という部分に重点は、置かれているようです。
みんなで、楽しく、食事ができるって、
いい思い出になりますよね。