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社債と株価のカンケイ!お互いどう影響するの?

[気になる事]

株式というのは、一見とっつきにくそうで、
私も自分には関係のないことだ、と考えていましたが、
実は、とても面白いものです。

自分が気に入っている品物が、ある。
この品物は、最近よく売れているらしい。


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その為、この品物を、製造販売している、
企業の株価が、上がってきている。

普段は気にも留めませんが、だとか経済だとかは、
私たち一般市民によって、左右されていると言っても、
過言ではありません。

カラクリを知ると、かなり面白い。
それが、経済や株が持つ、魅力でしょう。

そのカラクリの一つ、社債と株価の関係について、
ちょっと見てみましょう。

ざっくり説明!社債と株価

社債は、会社が資金調達を目的として、
発行する債券のことです。

簡単に言ってしまえば、借金とほぼ同義です。
資金を集めるために、債券を発行して、
それを投資家に買ってもらうのです。

社債にも、以下のように種類があります。

普通社債
企業が発行する債券
転換社債
ある条件を満たせば、株式に転換できる
新株予約権付社債
普通社債+株式を買う権利が、付いている
劣後債
万が一会社が破綻した場合、債務弁済が、
普通社債や、他債務の後になる

また、募集の仕方も、次の2つがあります。

公募社債
市場を通して、広く一般投資家を対象とする
私募社債
特定少数の、投資家を対象とする

一方、株価とは、株式の価格のことですが、
つきつめて言ってしまえば、人気投票のような、
もの。

ある企業が、世間からどのような評価をされているか、
それをその会社が持っている株の価格によって、
数値化しているのです。

業績が好調で、これからもそれを維持できそうな、
企業の株価は、上がりますし、業績が悪い企業の株価は、
下がります。


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社債は株価を上げる?下げる?

ここで社債に話を戻します。

社債とは会社の借金である、と述べました。
借金をしなくてはならない、ということは、資金繰りが、
うまくいっていない、ということですよね。

普通に考えれば、企業の経営状態は良くなく、
社債が発行されたとなれば、株価は下がることに、
なります。

しかし、ただ普通の社債が発行されただけでは、
株価にはほとんど影響しません

そもそも、社債を発行できる、ということは、
既にそれなりの、ステータスを持っているからです。

社債の発行は、一定以上の信用力を持った、
企業に限られます。財務上、一定の資格要件を、
満たしている必要があるのです。

また、公募債を発行する場合には通常、
格付けの取得が求められます。

では、株価に影響を与える、社債とは、
どのようなものなのでしょうか?

注目すべき社債…転換社債

社債183

先にも述べましたが、転換社債とは、
株式に変えることができる、という「選択肢」が、
ついた債権です。

株価が、事前に定められた価格に達すると、
持っている社債を、株式に転換することが、
できるのです。

投資家からすれば、株価が上がらなければ、
債権として、手元に持っておけば、いいのです。
償還期限になれば、元本は戻ってきます。

株価が、転換価格よりも高くなれば、売却して、
利益を得ることが、できます。
利息収入」と「株式の値上がり」、両方を狙えるのです。

ものすごくお得な債権のようですが、この転換社債が、
株価に大きな影響を、与えると言われています。

というのも、転換社債が、一気に株式に転換されたら、
株式の数が、増大してしまいます。
すると、株式一つの価値が、下がってしまうのです。

これを株式の希薄化といい、株式の権利の市場評価である、
株価にマイナスの影響を、与えてしまいます。

売り買いのタイミング一つで、大きなプラスにも、
マイナスにもなってしまう。
株には、そんなイメージがあります。

経済の流れを見る、という気持ちで、株価の変動を、
追いかけるのは楽しいですが、投資という点では、
非常にギャンブル性が高いです。

株を始めよう…と考えている方、十分に考慮の上、
投資しましょうね!

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