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アメリカでの契約書!割印はどうする?

[生活]

海外との契約書を交わす時に、
困ることがあります。
それは、言葉の壁

ではなくて、文化の壁です。

日本なら、ハンコポンポンで済むところが、
海外は、どう扱うものなのか?


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一度、務めていた会社で、
海外企業と契約業務の一員として、

どのような事をすればいいのか、
調べた事があります。

実際に行ったのは、
会社の判子を、どこに押せばいいのかを調べて、
押す所に、鉛筆で、軽く丸をしただけなんですが。

その時の経験を、お話ししますね!

割印と契印の違い

まず最初は、印鑑の種類に関してお話ししますね。

割印(わりいん)」と「契印(ちぎりいん)」を、
私は、よく間違えます

と言う訳で、割印と契印に関して、
詳しく見て行きましょう!

契印

  1. 契約書複数ページになる場合、
    各ページの、見開き部分に押すもの。
    契約締結者が、それぞれ押します。

    契約書は、同じ物双方が保管するものです。
    契印の役割は、片方が勝手に、中身を追加したり、
    差し替えしたりを、できないようにするためです。

  2. 割り印

  3. 契約書を、袋とじ製本にした場合は、
    製本テープの継ぎ目(表紙と裏表紙)に、
    押します。

    本来は、裏表紙だけでいいんですが、
    念のためということで、
    表紙と裏表紙の、両方に押すのが安心です。

  4. とじ袋

割印

契約書の原本と写しなどの、2枚の書類が
元々は1枚だった証」として、
2つの書類に、またがって、押す印です。

また、同じ契約書を2通作った時に、
「同時に作られた、同じ契約書である」という意味で、
割印することもあります。

矢印

しかし、「契印」も「割印」も、
契約書への必須事項というものではありません。

「契印」がないことで、契約書は無効、とか、
「割印」がないから、2つの文書に関連性が無い
と判断されるものでは、ありません


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英文契約書での契印は?

英文契約書の場合、「ハンコ」という文化が無いので、
基本的に、すべて「署名(サイン)」となります。

契約書の各ページの下に、欄があり、
契約書担当の人の
イニシャルサイン」を書き込みます。

これが、「契印」の代わりになります。

といっても、これは
指定があった場合」です。

特に指定が無い場合は、

通常の日本語版と同じように、
見開き部分か、製本テープ部分に、
契印を押すこともあります。

意外と、ケースバイケースになります。

大事な契約書なので、
お互いが、納得いくまで、確認してから
締結したいものです。

サインでいいの?

海外での契約書は、
「全くの別人が、同じ筆跡を出すのは難しい
という前提があります。

また、疑わしい場合は、
筆跡鑑定をすることも可能です。

ハンコであれば、偽造もできますからね。
あるいは、勝手に持ち出したり。

筆跡を真似することも、不可能ではありませんが、
簡単に出来ることではないですね。

ハンコ文化に、慣れ親しんだ日本人には、
「サインでOK!」の文化は、
なかなか、慣れないかもしれません。

しかし最近は、お役所の書類でも
「ハンコが無ければ、サインでOK!」も
増えてきました。

時代の流れですね。

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