割り算の算数の教え方!おすすめはコレ!
[生活]小学生で習う、算数の「割り算」は、
それまでに習った、足し算、引き算、掛け算に比べて、
「難しい」という、イメージがありますよね。
筆算の書き方も独特で、慣れるまでに時間が
かかりますし、「2あまり1」というように、
「あまり」があることも、割り算の特徴です。
それに、割り算は、一発で答えが出せるとは
限りません。九九を使いながら、「これかな?」
という答えを当てはめて、正解を導き出すのですが、
その答えが、大きすぎたり小さすぎたりして、
書き直すことも、よくあります。
では、そんな割り算を、わかりやすく
教える方法は、あるのでしょうか?
ここでは、割り算の算数の教え方を、
ご紹介します!
割り算の算数の教え方
割り算の意味を知る
割り算は、その名の通り、「割る」、つまり
「分ける」という意味を、表しています。
初めて、割り算を教える時には、ジュースなどの
飲み物を、等しく「分ける」ことを体験させて、
説明すると、わかりやすいです。
割り算とは、全体の数を、同じずつに、
分けられるところまで分ける、ことです。
そして、割り算の式は、
「全体の数÷いくつ分=1あたりの数」で表します。
例題で理解を深める
割り算の概念を、何となく掴んだところで、
更に理解を深めるために、例題を出します。
例題:あめ玉が12個あります。お友達は4人います。
あめ玉を同じ数ずつ分けると、
1人あたり何個もらえるでしょうか。
これを、「全体の数÷いくつ分=1あたりの数」
に当てはめて考えると、
「あめ玉12個÷4人分=3個」となります。
つまり、あめ玉は、1人あたり3個もらえます。
これが、「1あたりの数」を求める、割り算です。
よりイメージを具体化するには、
実際にあめ玉を12個用意して、4人で分ける
体験をさせるのが、オススメです!
割り算のもう一つの意味を知る
これまでは「全体の数÷いくつ分=1あたりの数」
という割り算の教え方を説明しましたが、
実は、割り算には、もう一つ意味があります。
「全体の数÷1あたりの数=いくつ分」で表します。
わかりにくいので、例題で説明します。
例題:あめ玉が12個あります。3個ずつ分けます。
何人にあげられるでしょうか?
これを、「全体の数÷1あたりの数=いくつ分」
に当てはめて考えると、
「あめ玉12個÷3個=4人」となります。
割り算には、「1あたりの数」と「いくつ分」を
求める、2つの意味があるのです。
この考え方は、慣れるまではなかなか難しいので、
まず、「1あたりの数」の計算に慣れてから、
「いくつ分」を教えると、スムーズでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
割り算の算数の教え方を、ご紹介しました。
割り算は、掛け算の逆算にすぎないため、
掛け算の理解がしっかりできていないと、
割り算でもつまづく、可能性があります。
さらに、「あまり」が出る割り算では、
足し算や引き算をして、あまりを出すため、
これらの計算ができることが、前提になります。
それまでの算数の基礎を理解しているか、
事前に確認した上で、割り算を教えると、
スムーズだと思います!