しもやけの原因と治療方法は?
[生活]
しもやけ。この単語を耳にすると思い浮かぶのはたき火や焼き芋。決してトレンド最前線を走る言葉ではありません。でも今でも季節の大切なキーワード。
しもやけに悩む方は決して少なくないようです。初めてできたしもやけに虫刺され? と勘違いした例も。ここまで生き残る虫だから強烈よねと虫の生命力に感激している場合ではありません。
赤く腫れたしもやけは、やはり日々の作業にも支障をきたします。季節のキーワードしもやけを検証して、ツラい症状を改善していきます。
冬は苦手ですか? しもやけの原因と治療はしもやけを正しく知ることから?!
どうして私がしもやけに? 原因は??
しもやけができる一番の原因は血流の悪化です。血流が悪い3大原因からご紹介。
②ぬれた手や足をそのままにする
③体質
ビタミンEの働きを人間が紹介します♪
しもやけができる季節の気温の特徴は温度差。血管が気温に対応するのですが差が激しい時はこの機能が上手く対応できず血流の悪化を招きます。
ぬれたままにしておくと水分は、皮膚から熱と一緒に蒸発します。身体の熱が奪われて身体の冷えを招く結果に。血行にも影響が出ます。
子供の手はしっかり拭いたのに、ママはささっと水気を取るだけなんてことありませんか? 子育て中はなかなか自分のための時間が確保するのは難しいですが。ママの手も水かき部分もしっかり拭くことが重要ですよ。
冷えを感じやすい方はしもやけにも敏感ですよね。体質でしもやけになりやすいは否定できません。遺伝もあるようなので、身内にしもやけができやすい人がいる時は要注意かも。
これ以外にも注意したいのが服装です。ハイヒールやつま先のとがった靴は足の指が窮屈になり血行も悪くなります。補正下着がまさかの原因となることも。思い当たることありませんか?
もう一つ血流に影響するのは筋肉です。筋肉はスポーツのためだけではなく、収縮して身体全体に血液を送ります。血液を送るポンプの働きは血流を促します。
身体を動かさない、ダイエットなどで減ってしまった筋肉ではポンプの力も弱くなってしまいますね。男子より筋肉量が少ない女子がしもやけになる確率が高いのもこれが影響しているかもあいれないですね。
しもやけが手にできる
しもやけが手にできている、今の症状はどんな様子ですか? 手全体が赤く腫れあがる樽柿型は子供に多い症状。痛そうですね。まだらのように皮膚に赤みが出るのは多形滲出性紅斑型(たけいしんしゅつせいこうはんがた)。
皮膚の赤みと合わせて腫れの症状が気になってきます。指が曲げにくいのでリュウマチ? と心配した例も。赤く腫れるのがしもやけです。冬の皮膚トラブルのあかぎれは皮膚の乾燥による亀裂が痛みとなります。
しもやけは赤く腫れるそれに伴うむず痒さで判断できます。ある日突然この症状が手の指や甲の端に現れることがあるのでホント判断に迷います。
血流の悪いことが原因なので、少しづつ症状も出ていたのでしょうが、気が付いた時にはすでに進行しているようですね。
水仕事や冷たい風はしもやけの原因です。お湯を使うと手荒れがひどいのでできるだけ水でお皿洗いをしていて結局はしもやけになったという話も。しっかりと水気を拭いた手で外に行きたくても時間が許さないなんてお悩みもありますよね。
毎年できるしもやけであれば、まずできる対策はしておきましょう。手のしもやけは患部もじっくり観察できるのでケアもしやすいですね。
水仕事のあとは、しもやけ予防に効果があるクリームを塗る。シーズンオフでも手の水気をしっかり拭きとるなどを習慣づけて、しもやけピークから守ってあげて下さいね。
しもやけが足にできるタイプですか?
私事で申し訳ないのですが、私はしもやけが足にできるタイプです。スタートは常に右足の小指から。どうしてなのかなと右足の小指を観察してみたのですが、薬指の方向に小指が向いているのが判明。
スニーカータイプの靴しか履かないのですが、小指自ら血流の悪いポジションに位置している気がします。手と違って、水にぬれることは少ないとは思うのですが、足のしもやけの落とし穴はここです。
湿度の高い靴の中は水気注意の環境。蒸発で熱を奪われた足が冷えて、末端のゆびの血行が悪くなりがちです。雨や雪で靴そのものがぬれてしまった時はしっかり乾燥させることが必要です。
毎日同じ靴を履き続けないコトは、靴のためにもしもやけのためにもなりますね。
お風呂で温める行動も、しもやけの予防や改善におススメですが、注意したいのはお風呂上り。足の指と指の間もしっかり拭いて、水気をとることを忘れないようにしましょう。
5本指ソックスの上にゆったりとした靴下を重ねるのは効き目がありそうです。5本指ソックスは履く時が面倒で(私もその一人)などと言わないで試す価値アリなのかな。
重ね履きがトレンドですが締め付けない、汗をかかない素材を選ぶことでしもやけにも対応したいですね。
しもやけは、寒ければ痛い温まるとかゆくなるというのもツラいですね。足の指はこのかゆみが特に顕著な気がします。
もちろん腫れがひどい症状もつらいですけどね。自分の右足の小指にかゆみを感じると、今年もしもやけ来たな…と実感するのは私だけ?
しもやけに効果がある薬選びは?
普段使っているハンドクリームで対応しがちなしもやけ。でもその効能・効果にしもやけの文字はありますか? 保湿力が高いクリームがしもやけを改善するとは限りません。
成分にビタミンEが含まれている、効能・効果にしもやけと明記してあるものを選んで下さい。ビタミンEは毛細血管の血行を促進する働きがあります。
普段使いのハンドクリームとしても使えるモノもあるので一年を通して使うことで、血行障害を防ぎましょう。
特効薬やこれでしもやけが確実に治りますというクリームはありません。成分によって個人差もあるので、使い分けてみるのも試して下さい。
かゆみでかき壊してしまうと、細菌による化膿が心配になります。その場合は皮膚科を受診して下さい。しもやけや進行した炎症のための薬を処方してもらえれば安心できます。
ビタミンEを配合した飲み薬もあります。血行の悪い末梢神経が原因のトラブルを改善する効果が期待できます。しもやけはその代表ですが肩や首のコリにも効果があるのはうれしいですね。
ビタミンEがメインの市販薬は8000円前後とややお高め。病院の処方箋で出してもらうことも可能です。改善に効果がある漢方薬もありますが、こちらも専門医の診断で処方してもらうことが確実なしもやけ対策の薬となってくれますよ。
しもやけの治療方法♪おススメは?
しもやけの治療方法、昔ながらの方法が頭に浮かびますよね。少し荒療治だったり、それホント?! という方法が無限大にある気がします。
しもやけ治療で重要なのは清潔です。治療による傷からの悪化は絶対に避けたいですね。
血液の流れを良くするためにはあたためるが頭にうかびますね。お湯と冷水に交互に手をつけるというのは良く聞きますよね。これが気持ちよくできる方にはおススメなのですが、痛みの原因となってしまうこともあります。
ここではゆっくりと手や足を温める手湯や足湯をしましょう。じんわりと温まることで血流も良くなりますね。
毎年のしもやけに悩む人に対策を聞いたら、岩盤浴を提案されました。冷え切っている身体を温めるコトがやはりポイント。血行促進で予防策にもなるので、しもやけ注意報の前に行くのが理想的ですね。
ビタミンE・ビタミンCを含む食品を積極的に摂ることも治療につながります。血行促進のビタミンEはビタミンCと一緒に摂るとより良い効果が得られますよ。
ビタミンEはアーモンドやアボガドが代表的食品。ビタミンCはレモンやピーマンなどに多く含まれています。食べることもしもやけの治療には大切なポイント。身体の中からも血行を促すことでしもやけ対策を確実にしていきましょう。
一度デビューするとリピーターの仲間入りとなってしまう、しもやけ。シーズン初めはできなくても急激な寒波にしもやけが発症してしまうこともあります。
この冬はなんとか乗り切れると油断することなく最低気温が5℃前後になる季節はしもやけシーズン到来と捉えて冷たい空気から肌を守ります。
そしてしもやけの治療はハイシーズンだけではなく年間を通して血流UPの生活を意識するのも重要です。軽く汗をかく程度のスポーツとバランスの良い食事を心掛けましょう。
スポーツのあとは靴下を履きかえることも忘れないで下さいね。ハイシーズン以外の冷え対策も、しもやけの治療には欠かせません。冷えない生活目指していきましょう。