国語の入試問題!作文で点を取るコツとは?
[生活]高校受験を控えている、中学生や、
受験生のお子さんを持つ、親御さんは、
冬の本番に向けて、ラストスパートに入る時期ですね。
入試科目の中で、多くの受験生が苦手、としているのが、
国語、特に毎年必ず出題される、作文問題です。
配点も高く、確実に点を取っておきたいところですが、
どう書けばよいのか、悩む受験生も多いようです。
今回は、国語の作文問題の、基本的な書き方や、
確実に点を取るコツを、お教えしましょう。
作文問題の傾向とパターン
これまで出題された、高校入試問題の傾向では、
国語の作文には、大きく分けて、以下のような、
2つのパターンがあります。
B:文章や表・グラフ・絵などを読み取り、意見や感想を求める作文
どちらも、自分の考えや意見を、文章で表現する、
表現力が、求められます。
Bの作文ではさらに、文章やデータを読み取る、
読解力が、必要とされます。
さらに、問題文の中に、
「自分の体験をもとに書きなさい」
「2段落構成で書きなさい」
など、条件が付く場合もあります。
字数は、200字程度がほとんどですが、
受験する都道府県や、志望校の過去問を見れば、
求められる作文の字数が、わかるでしょう。
はじめに自分の意見を述べよう
指定がある時はもちろんですが、200字程度の作文の場合、
2段落で文章を構成すると、書きやすくなります。
1段落目では、テーマや文章・データに対する、
自分の考えを、示しましょう。
「私は〇〇について、△△だと思っている。」
「私はこの文章を読んで、××だと感じた。」
難しい書き出しは必要なく、ストレートに、
自分の意見から書き始めるのが、よいでしょう。
字数に余裕があるのであれば、なぜそのように思ったのか、
理由も一緒に、1段落目に書いておきます。
例題として、
「環境問題についてあなたの意見を
200字程度で述べなさい」
という作文問題を、取り上げてみましょう。
私たちのすぐ身近にあるものだと私は思っている。
一人一人がほんの少し生活を見直すことで、
解決できることもあるからだ。」
最初の1マスを空けるとして、この部分だけですでに、
78文字使っています。
では、2段落目を続けて書きましょう。
具体例や実体験を2段落目に
2段落目には、自分が体験したことや、
これから自分がどうあるべきか、などを述べていきます。
先ほどの、環境問題についての例題ですが、
リサイクルできるものがあったかもしれない。
捨てる前に考え、分別するだけで、ゴミの量は減らせる。」
と続けてみます。
よく言われている、当たり前のことですが、
これも、立派な「実体験」です。
さて、字数は152文字まで来ました。
残った字数は、これから自分がどうするべきか、
まとめとして使いましょう。
ということを、意識しながら生活していきたい。」
トータル194文字で、ちょうどよくまとまった、
作文が完成しました。
1段落目に、自分の意見がしっかり書かれていれば、
あとは、スムーズに書き進められるでしょう。
200字の作文とは、意外と短いものなんです。
あとは、誤字・脱字で減点されないように、
丁寧な字で書き、最後に見直しもしっかりと。
作文は、たくさん書けば書くほど、
慣れてきて、楽に書けるようになります。
過去問などの作文問題に挑戦し、国語の先生に、
添削してもらったり、友達どうして見せ合って、
意見を言い合うのも、とてもいい勉強方法です。